祝日法の臨時改正などの話題

 

今年2019年と来年の2020年の日本の祝日は変則的に一部が変更されることになっています。2019年は天皇が生前退位することで、宮内庁と政府との間でスケジュールでもめましたが、結局5月1日にすることで決着、その前後が中1日で祝日なので10連休になりました。しかし平成天皇は5月から上皇になったので、12月23日は天皇誕生日ではなくなって平日扱いになってしまいました。その代わりに2019年1回限りですが、10月22日に即位礼正殿の儀が祝日扱いになります。来年の2020年は東京オリンピックが7月下旬から開催されるとあって、政府主導での連休工作でスケジュールが変更されてます。2月23日は令和天皇の誕生日でオリンピックとは関係ないですが、その日は日曜日なので月曜日に振替休日が設定されます。3月20日春分の日は金曜日で実質3連休、4月29日の昭和の日は水曜日です。5月3日から5日は月曜日から水曜日なので実質5連休です。海の日が7月3週目の月曜日ですが、これを7月23日木曜日にずらし、7月24日金曜日に10月のスポーツの日をずらして実質4連休に工作しました。工作は8月11日の山の日が火曜日ですが、これを1日前にずらして10日月曜日にして実質3連休を作り出しています。なお8月13日から15日の暦上はお盆は15日が土曜日になってしまいました。9月は敬老の日と秋分の日が同じ週になり、21日月曜日と22日火曜日なので実質4連休となります。しかし10月はスポーツの日を7月にずらしたため、平日は22日間となりました。11月は3日が火曜日、23日が月曜日なので後者は3連休となります。なお平日扱いになってしまった12月23日は水曜日となります。さて日本では祝日は外国よりも多めで世界では3番目に祝日の多い国となってますが、日本人は自分たちで休暇を決めて休む習慣や勇気がなくて暦どおりでしか休めない人が大勢いるといわれます。そのため祝日を多めにしないと外国並みの有給休暇を含めた休日数を確保できないという指摘があります。暦の話題に戻って日本の場合だと振替休日が土曜日だと設定されないことに不満の声が多いですが、かつては日曜日も設定されていませんでした。日曜日に振替休日が設定されたのは1973年からでした。ちなみに外国の場合だとロシアなど旧ソビエト、中国では土曜日も振替休日が設定されます。しかしそのロシアの現在は振替休日を変則的に実行しています。振替休日は必ずしも翌週の月曜日にするとは決めていなくて、毎年どこになるかがわかりません。というのは連休を作り出すために、土日と祝日の間を極力埋めようとするからです。今年2019年の場合、1月1日から1月8日が新年休日ですが、土日にあたる5日と6日の2日分の振替休日、2月23日祖国防衛の日が土曜日になるので、これと合わせた合計3日分は、5月の連休実現に使用されています。5月1日がメーデーですが、ここが水曜日なので木曜日と金曜日に2日分を確保、9日木曜日が戦勝記念日の祝日になるので、ここでも次の金曜日に1日分を確保して、それぞれ5連休と4連休を作り出しています。それに対してフランスでは土曜日も日曜日も振替休日がないといわれます。しかしこの国では有給休暇が3週間ほどと長く、ほぼ全員100パーセント自発的に取得してしまうので、実質労働日数は抑えられています。

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